屋外でも使えるソーラー式防犯カメラ

防犯カメラの中にはソーラー式になっていて、電源コンセントが近くにない屋外であっても利用できるタイプの製品があります。

電気が引かれている家屋から離れた農地とか倉庫などの監視用に適していることはもちろん、一般の住宅であっても屋外に設置する場合には電源をどうするか頭を悩ませることがありますので、その際にも使えます。

ソーラーというと住宅の屋根にあるような大型のものを想像するかもしれませんが、防犯カメラ向けのパネルはあくまで小型であって、カメラ本体とあまり変わらないくらいのサイズになっています。

従って、設置場所に困るようなこともあまりありません。

一方ではそのサイズのために発電量は決して大きいものではないことに注意が必要です。

少なくとも、ビデオカメラを常時オンにして周囲の状況を連続撮影するようなイメージで考えていると失敗するかもしれません。

そのような用途では大きな電力を必要としますので、100ボルトの電源が使えるのが前提とされることが基本です。

太陽光で使える範囲としては、センサーがあってそれが反応したとき、つまり前方を何かが通りかかったなどの際にのみ、数十秒程度にわたって撮影を行い、その後はスリープモードに入るものが多いです。

撮影時間などはある程度カスタマイズできる製品もありますが、いずれにしても実際の利用状況を考え、電池の容量に対して大きな負荷になり過ぎないようにしないと肝心のときに電池切れということも起こり得ます。

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